2010/05/06 更新

テーマ「花」で募集した「第27回CREPOS SELECTION」には、88点のご応募をいただきました。ご参加いただいたクリエーターの皆さま、本当にありがとうございます。


・最優秀賞
・好感度
・テーマ性
・完成度


最優秀賞

さかちさとさん 「あこがれ」

■コンセプト
大きくなったらお花屋さんになりたいの。大好きなきれいなお花に囲まれてすてきな女性になるの。少女の頃、お花屋さんを夢見た人は多いのではないでしょうか。お花屋さんの前を通るたび、少女の胸は憧れの花でいっぱいになります。

■スタッフより
母親に連れられて歩く少女が見つめる先は、憧れのお花屋さん。イラストを通して、少女のわくわく感が伝わります。
何より、少女の視線を追うことができる構図と、母親の手の見切れ方がよいですね。確かな技術で描かれた素晴らしい作品です。
さかちさとさん、最優秀賞おめでとうございました!(中尾)


さかちさと イラストレーター

長野県出身横浜市在住。
グラフィックデザイナーを経て2010年よりフリーイラストレーターとして活動中。
HP:http://www.chisato-s.com




優秀賞

suuseiさん 「カレイドスコープ」

■コンセプト
仲良しのカエルさんとトリさんが花の降る日にお散歩しています。まるで夢のようなひとときです。二人でお花見をしに行ったときに、そのきれいな花と以前に見たキレイな万華鏡がふと重なり絵にしてみました。楽しい思い出であるのが表現できていればなあと思います。

■スタッフより
花の振る日というコンセプトがとっても素敵なsuuseiさんの作品です。
一粒一粒振ってくる花は、万華鏡のように綺麗な模様を描いて振ってきます。色や形が滲んで崩れているものもあり、美しい花の儚さも想像させてくれました。
空を見上げ、花に目を奪われている二人の表情もとっても可愛いですね。夢のようなひととき、大切に楽しみたいものです。(関谷)

ニダイさん 「ただいまF!F!O,S!」

■コンセプト
花の妖精が今年も花を咲かせるためこの世界へ降りてきました。おかえりなさい花たちも花の妖精の帰りを待っていたようです。ただいま※遊べるFLASHになっています。さわってあげてください。※もしかしたらランダムで…★

■スタッフより
Flashに遊びの工夫を混ぜてあるニダイさんの作品。
相変わらずのカワイイデザインもさることながら、Flashのクオリティも高いです!
ちゃんと背景においてある、木苺やピンク色の花にもアニメーションがつけてあり、ニダイさんの心意気が見て取れますね!
ランダムで出てくるキャラクターもまたカワイイ♪キャラクターがつけている小物が動いていたりと、細部に渡る工夫が光っています。見れば見るほど楽しみが増える、そんな作品だと思います。(長尾)

miyakoさん 「ふわふわ フラワーフライト」

■コンセプト
ふわふわ。ゆらゆら。木馬に揺られていると、動物たちが春を知らせに、お花と共にやってきました。

■スタッフより
水彩イラストのやわらかいタッチで描いていただいたmiyakoさんの作品です。
春を届けに来た動物達の可愛らしくもトボケタ表情がほっこりした気持ちにさせてくれますね。
デジタルなイラストが多い中、水彩の手描きイラストは目を引きます。タッチとテーマが上手く融合した春らしい素敵な作品ですね。(齊藤)

ささはら けいこさん 「そこにいてもいなくても。」

■コンセプト
いっぱいに咲いた花たちに隠れて、見つけたいものも見つからなくてもいいかもしれないものもすぐそこにたくさんあるのではないかと思います。探すのか出てくるのを待つのかは、自分次第なだけなんだと思います。

■スタッフより
ふんわりしたイラストをよーく見ると、子どもや猫の尻尾、鍵やスプーンなどが隠されています。
探すのか出てくるのを待つのかは、自分次第…。
一見ほんわかイラストですが、よくよく見て考えると、深いテーマを持った素敵な作品です。(齊藤)

中谷 こまきさん 「乙女のゆめ」

■コンセプト
いつか綺麗なお花を髪に飾って、素敵なお嫁さんになりたい。そんな女の子の憧れをイメージし描いた作品です。

■スタッフより
とてもかわいらしい花嫁さんがベールにたくさんの花をあしらって、少し恥ずかしげな表情が、なんとも可憐な雰囲気です。お花のデザインも切り紙のようで美しく洗練されていますね。
コンセプトを読まないで作品を拝見した時は、「花嫁」というよりも、「町の花売り少女」という印象を受けました。
「花嫁」というモチーフと、背景の茶色は、少し合わない気もしたので、薄い水色やピンク、紫などにすると、「花嫁感」がより出たのかな~?とも思いましたが、茶色は茶色で、とてもかわいいと思います。色んな色の組み合わせで見てたいと思いました。(藤田)

詠人さん 「桜花競乱」

■コンセプト
花といえば、やはり桜。今年は、多種多様な「桜」をご用意しました。ここに咲いている花たちは、季節や種類は違えど全て「桜」の名が付けられている花ばかり。艶やかな「桜」たちの豪華競演をお楽しみ下さい。

■スタッフより
桜花競乱というタイトルのこの作品、艶っぽく奥深いですね。
タイトルの通り様々な桜の花を大小に渡って描き分け画面を埋めつくす様に迫力があって印象深い作品です。
和テイストのようで洋の雰囲気もあり型にはまっていない表現と、普通の桜の色で描いていないところでただ明るいだけでない桜のイメージが大人っぽく艶っぽく感じる理由なのかも知れません。
表現として賛否分かれるところかもしれませんが、空間の広がりというか、空気感を出すのにひらひらと舞う花びらの表現も、ベタながら加えても良いと思いました。しかしながら質の高い作品です。(永田)

nosonoさん 「ハナの花観察日記」

■コンセプト
あ。ハナの花がおちてきた。あ。ハナの花がころんだ。め~が~で~てふくらんでぇ♪ポコポコポコリと花が咲く。う~む…ハナの生命力は強いな。

■スタッフより
一目見てカラフルで美しいセンスあるレイアウトに驚かされるnosonoさんの作品です。
ビタミンカラーのイラストが本当に綺麗ですが、よくよく見ると3/12等の日付けが書き込まれています。根っこが3月初頭に伸びて、お花が3月中旬に咲いて…そんな事を表している日付けなのでしょうか。色々と楽しい想像が促されて飽きません。
お花が落ちて、種になり芽になる…そんなサイクルも表現されている、何度見ても楽しい作品です!(齊藤)

イケダアユミさん 「flower」

■コンセプト
花にふれると急にハッピーで乙女チックな気持ちになる気がします。そんな気持ちを思い出しながら描きました。

■スタッフより
色とりどりのかわいいお花に囲まれた、幸せそうな笑顔の女の子。
いくつになっても、どんな時でも女性はお花が大好き。いつでもお花に囲まれていたいですね。
画面構成が少しありがちな点は残念ではありますが、女の子のイラストが大変魅力的なので、もっと大きなサイズで見てみたいな、と思いました。(藤田)

松永安心堂さん 「どんなおと」

■コンセプト
ネットでたまたま見つけたスーザフォン。どんな音がするんでしょう。

■スタッフより
お花の形をしたスーザーフォンは、春の訪れを静かに、そしてゆっくりと伝えてくれる。そんな音色を奏でるのでは……そう思わせてくれる松永安心堂さんの作品です。
背景の深い赤が、どことなく静けさと重さを演出し、まるでコンサート前の緊張感のようなものを感じました。 この作品は背景の色によって、受ける印象が変わるのではないでしょうか?
スーザーフォンを象ったお花とのバランスの取り方もベスト!カエルくんの表情もまたいいですねーなんだか見ている方までうっとりしてしまいますね♪(長尾)

ふじいまみさん 「妖精のお仕事」

■コンセプト
「たくさんのお花に囲まれたい♪」という女の子の願いを叶えるため、小さな妖精さんたちが一生懸命お花集めをしています^^

■スタッフより
全体の雰囲気としてはあえて2色刷りのようなイメージで制作されていることでPOP過ぎず落ち着いて見えます。
気になったところとしては、敢えてという部分も多分に含んでいると思うのですが、女の子が無表情なところ。妖精が花を集めてくれていて、花に囲まれていくなかでの期待感や嬉しさや照れのような感情が口の端だったり、妖精を感じて探すような目線だったり、手の動きで見せたりという部分が表現できていればグッとこの女の子の気持ちに近づけるような気がしました。
書き込みとモチーフの重ね方はすっきりとまとまっていて上手さを感じました。(永田)



入選

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ときた ひとしさん 「Alice&Roses」

■コンセプト
アリスは以前から描いてみたいテーマのひとつでした。たしか、バラの花が登場していた記憶がありました。花のテーマに合わせての応募です。自分なりのアリスが描けるようになるまで時間がかかりました。

■スタッフより
そのまま「不思議の国のアリス」の表紙に使えそうな、ときた ひとしさんの作品です。すでにイメージが固定されているものを新しく描くのは簡単ではありませんので、その点で素晴らしいなあと思いました。
アリスがびっくりしているのは、うさぎを追って、穴に落ちた直後だからでしょうか。チェシャ猫だったり、うさぎだったり、トランプの兵隊だったり、物語に登場するいろんなキャラクターが描かれています。
ちなみに補足すると、作中に登場するバラは、トランプの兵隊が赤いペンキで白いバラを赤く塗る場面に登場しています。(中尾)

長尾マロンさん 「チューリップ畑のコンサート」

■コンセプト
色とりどりのチューリップ畑からかすかに歌声が聴こえてきます。よーく歌声の方をのぞいてみると花の妖精さんがチューリップのうたを歌っていました。ちょうちょさんもやってきて小さなコンサートのはじまりです。

■スタッフより
長尾マロンさんの作品にコメントさせていただくのは2回目となりますが、ノスタルジックな雰囲気を出すのが上手だなぁと改めて感じました。
そして、長尾マロンさんの作品を見ると、いつも子供のときの純粋な気持ちが甦る感じがします。
今回の作品は、まるで絵本の中の1ページを見ているかのようなステキな作品。
かわいい!と心から言える長尾マロンさんの作品。これからも楽しみにしています。(廣瀬)

asuka yokooさん 「キラキラ」

■コンセプト
花は宝石みたいにキラキラしたもの。これから始まる未来への期待を膨らませる幸せいっぱいな女の子とともに、色鮮やかな花々を画面いっぱいに描きました。

■スタッフより
お花に埋もれるかわいらしい女の子を描いていただいた、asuka yokooさんの作品です。
眺める視線のその先に見ているものは、きっと、宝石のようなお花よりもキラキラした未来なのでしょうね。見ているこちらまでうれしくなりそうな素敵な作品です。
欲を言えば「花」と「宝石」の関連性が少し弱いかなと思いました。個人的な意見になりますが、たとえば女の子が身につけている花だけは宝石で、周りに咲いている花は本物、みたいにするとおもしろいのではないかなあと思います。(中尾)

ゆっちょさん 「おはなかんむりフォーユー!」

■コンセプト
見ているだけでも幸せなお花。だいすきなあの子が、とびっきりの笑顔でおはなのわっかでたくさんプレゼントしてくれたなら、もっと幸せ!そんな幸せの瞬間を描いてみました。

■スタッフより
見ているこちらまで幸せな気持ちになる、ゆっちょさんの作品です。本当にうれしそうな笑顔ですね。だいすきなあの子が、自分の顔にお花をかけているようにも見えるのも素敵なのです。
また、ペンで描かれたゆるい線と、トイカメラで撮影したトンネル効果のような影の生むあたたかさが、よりいっそうゆっちょさんの作品の魅力を高めています。(中尾)

古賀ようこさん 「おそろい」

■コンセプト
自分のワンピースと同じ色の花を見つけた女の子、自分の鼻と同じ色の花を見つけたもぐら。ちょうちょは自分と同じ色の女の子の髪をみつけて飛んできて…、と花をきっかけに集まってきた様子を描きました。

■スタッフより
自分のワンピースと同じ色の花を見つけて花に駆け寄る女の子の、じっと花を見つめながら笑顔でいる様子がとてもかわいくて、みているこちらまで口角が上がってしまうような、微笑ましい作品だと感じました。
背景色が白で全体的に見ても色が多く使われていない作品ですが、春の陽気を思わせるようなポカポカとしたやさしい雰囲気がこの作品の魅力だと思います。(廣瀬)

おがわゆきこさん 「ダンデライオン」

■コンセプト
ぽかぽか、あったかい心の持ち主ライオン君の周りには自然と仲間が集まってきます。ダンデライオン=たんぽぽを動物に例えてみたらこんな感じかな、と思って描きました。

■スタッフより
うさぎとお話していたり、しっぽに青い鳥がとまっていたり、やさしそうなライオンを描いていただいた、おがわゆきこさんの作品です。
たんぽぽを動物にしてみたら、本当にライオンなのかもしれません。たてがみがたんぽぽの花のようになっているところがポイントです。
そして、描き方がとても丁寧で、黄緑色と黄色に包まれた春っぽい色使いと合わせて、とても素敵な作品に仕上がっています。(中尾)

piroさん 「1.2.3!」

■コンセプト
1.2.3のかけ声で、素敵で不思議な花を咲かせます。さあ皆さんとくとご覧あれ!

■スタッフより
可愛らしいマジシャンの魔法で色とりどりの花が咲きました!
優しい色使いも綺麗で、花の種類も様々なのでとっても賑やかです。こんな素敵な魔法を見せてくれたら、どんなに落ち込んでいても元気が出ます。次はどんな花を咲かせてくれるのでしょうか。1.2.3!お願いします。 (関谷)

ももろさん 「ズレとブレ」

■コンセプト
どうしても自分が見たいもの、夢、気持ちとして花を描きました。

■スタッフより
ペンギンたちが大変かわいいです。テーマの「花」も、モノクロの世界の中で光を放つように輝いていて、とても素敵です。ただその愛らしい作風と物語の乖離に気付いた時、どうにも落ち着かない気持ちになりました。
吹雪の中でも慈しみあい暖かそうな親子ペンギンたち。その中にいて自分の子供(?)よりも花を守る親ペンギンと、遠慮がちに寄りそう子ペンギン。それはなんて淋しい光景。一見なんでもない景色の中にもすれ違う感情をジリジリ感じさせる、印象に残る作品でした。(秋山)

ゴズさん 「花の精」

■コンセプト
花に水をあげたら代わりに花の飾りをもらいました。春ぽいイメージで動物も顔を出しています。

■スタッフより
書き込みが多いと雑多な印象になることがありますが、キチンと楽しい雰囲気に仕上がっているのが素晴らしいです。
やたらめったら出歩きたくなる。なんだかわくわくしちゃう。誰かにやさしくしたくなる。そんな春の魔法を感じさせる、にぎやかでいい作品だと思います。
花の精が差し出した花冠が、帽子の模様と同じハート型だ!とニコリとしてしまったのですが、これは偶然ですか?(秋山)

HALKAさん 「memory」

■コンセプト
花好きな母に育てられ花に囲まれて育った私にとって、「花」とは追憶的なもの。どこか懐かしさを感じる雰囲気を出せるような絵を目指しました。

■スタッフより
花の描写が極めて繊細で美しいHALKAさんの作品です。
まぶたを閉じて思い描いているのは、いつか過ごした幸せな時間でしょうか。全体を彩るあたたかな色使いが、その記憶がうれしいものであったことを物語っているようです。
欲を言えば、女性にもう少し情報があってもよかったのかなあと思います。ぱっと観た限りではこの女性がどんなことを考えていたり、どんな人生を過ごしてきたかがわからないので、それとなく感じさせる何か誘(いざな)いの要素がひとつあれば、観た人がこのイラストの世界観に入り込むことができたのではないでしょうか。(中尾)

Studio Yumiさん 「ミッドナイトフラワー」

■コンセプト
暗闇の中で咲く花は太陽の下で咲く花に比べ、特別な光を放ち独特の魅力を持っています。真夜中のお花たちの演奏が聞こえてくるような、エネルギー溢れるポップなイメージで描きました。

■スタッフより
暗闇の中、まるで花火でもあがるかのように、咲き輝く花を描いたStudio Yumiさんの作品。
一瞬で目をひきつけるカラーの配置といい、線と点で表現した花のダイナミックさといい、Studio Yumiさんのセンスをひしひしと感じます。
コンセプトにもあるように、エネルギッシュで、見る人に元気を与えてくれる作品ですね!一見ごちゃごちゃになってしまいそうな色も、本当に丁寧に、そして綺麗に扱っていると思います。
ポップカラーの花たちが奏でる、賑やかで楽しい演奏会。楽しませていただきました!(長尾)

とちさん 「たんぽぽ」

■コンセプト
この世に咲く喜びと、小さくても懸命に生きる動植物の愛おしさを描きました。

■スタッフより
描き込み系が好きな評者はボタニカルアートとして技術力の高さが存分に活かされている本作品、技術に関しては何もいうことはありません。と語るのもおこがましいくらいです。
これまた評価が難しいところなのですが、今回「花」というテーマに対し、確かに花の絵ではあるのですが、「黄色いひよこ」がメインになってしまっていることでテーマの方向性が少しだけずれてしまったかな?という印象を受けてしまいました。絵の要素が少ないことも未完成なイメージを強くしたのかもしれません。
タンポポは完成されているのですが作品全体としての面白みがもっと出たらいいのに、と感じました。
タンポポを増やし、ひよこを隠れさせて「あれ?」という発見を加えたりするとテーマは「花」を保ちつつ、仕掛けがあって楽しい作品になるのではないでしょうか。(永田)

サトウミユキさん 「La fleur que tu m'avais jet?e」

■コンセプト
花の儚さと女の子の危うい気持ちを表現しました。

■スタッフより
大理石のような花と少女、少女の虚ろで危うい表情。一目見た人に強烈な印象を与えるサトウミユキさんの作品です。
リアルで美しい少女なのにどこか怖い印象があるのは、「花」というテーマにどこか「死」の印象があるからでしょうか。
少女の首から下がどうなっているのか…色々と想像してしまいますが、個人的に大好きな作品です。(齊藤)



最終選考

画像をクリックすると拡大表示します。


MAMIKOさん
「大輪」


gatyaさん
「TO-YAMA!」


みもりんさん
「my flower...*」



Chiiusagiさん
「こころの花」


KOSHOさん
「永遠の花園」


藤原柚さん
「それぞれの思いの舞う頃」



橋本 京子さん
「Flower」


ヒロさん
「ドクロ咲く」


天柳さん
「貴女をこの世でただ一つの花といたしましょう。」



rikaさん
「それでもやっぱりひとり」


鈴尾 粥さん
「花子ちゃんの頭はバンビとお花とキノコでできている。」


shonさん
「愛を込めた花束を」



アライサトミさん
「道端で」


西村 誠さん
「花」


総評

テーマ「花」で募集した「第27回CREPOS SELECTION」には、88点のご応募をいただきました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

テーマが「花」ということで、季節的に春と合わせた華やかな作品がたくさん集まりました。
「花」は、それぞれの花に「花言葉」があるように、わたしたちにとって親しみのあるものであり、そして毎日必ずどこかで目にしているものです。
身近なテーマをどんな風に描くのか…と言ったところで、それぞれの作品に春を彩る素敵な花が描かれていて、こんな描き方もあるのかと驚きました。

そんなたくさんの素敵な作品が集まった今回の「CREPOS SELECTION」ですが、最優秀賞の決め手となったさかちさとさんの作品には、一枚の中に描かれている情報のさりげなさがありました。
絵で何かを伝えようとすると、必ず情報が必要になります。たとえば母親の手、少女が手に持っているもの、少女が見つめる先にあるもの、美しい花とお花屋さん、そのどれもが余すところなく、そしてごく自然に盛り込まれていて、一枚の絵の中でしっかりした世界観が出来上がっていました。

ともすれば多すぎる情報は、わざとらしく、そして過剰な演出になってしまうのですが、さかちさとさんの作品は、母親の手を見切れさせたり少女の表情をあえて描かなかったりすることで、それを感じさせない素晴らしい作品に仕上げられています。

描き方ももちろん大切なのですが、こういった見せ方の部分も描くことと同じくらい大切です。「CREPOS SELECTION」はこれからも引き続き開催しますので、皆さまのご参考になれば幸いです。(中尾)




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