2013/04/09 更新

テーマ「バイバイ」で募集した「第50回CREPOS SELECTION」は、43点のご応募をいただきました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。


・最優秀賞
・好感度
・テーマ性
・完成度


最優秀賞

山本啓太 「じゃあ、また明日」

■コンセプト
日が暮れるまで遊んで、帰り道は夕飯のことでも考えるのでしょうか。

■スタッフより
「バイバイ」の言葉からは、またすぐにでも会える気軽さを感じます。やさしい色の塗り方も今回のテーマにぴったりで、「この二人はまた会える」と感じさせる点が秀逸でした。
山本啓太さん、2回目の最優秀賞おめでとうございました!(中尾)

山本啓太さん イラストレーター

Photoshopなどを使って線画、線画以外のタッチでアナログ風に描いています。
HP:http://yamamotokeita.com/




優秀賞

クリポスオールスターさん 「バイバイまたね」

■コンセプト
バイバイは二度と会えないさよならの時だけじゃない。相手に向かって『おーい』と手を振る時のバイバイもある。また明日には会える、あと数分・数時間の内に会えるけど、とりあえずのバイバイもある。さよならの『バイバイ』、だけじゃなんだかさみしいので『またね』も付けて楽しい作品にしました。クリエイター6人のコラボ作品、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。※最後のシーンのキャラクター全てがボタンになっていてクリックすると最初のシーンへ戻ります。

■スタッフより
いわにしまゆみさん、おおでゆかこさん、ニダイさん、マォさん、ももろさん、ゆっちょさんの6人による合作です。ずっと見ていられる大変な力作です。
それぞれが冒険から家に帰ったり、最後に幕が下りたりするところで、どことなく最終回のような雰囲気が感じられるのですが、「バイバイまたね」と何回もリピートできるところ、また次もあるのかなと思える前向きなところが素敵だと思います。
あと、背景などところどころに登場するキャラクターに、妙に親近感を覚えてしまいました。(中尾)


yamagiwamisaさん 「さくらんぼたち」

■コンセプト
さくらんぼたちは食べられるのを今か今かと待っています。次々に食べられ種になって戻ってきます。それまでの少しの間だけ「バイバイ」また種になってさくらんぼに生まれ変わろう。

■スタッフより
水彩の淡い色合いに、メリハリの利いた赤色が映えて、なんだか晴れ晴れとした寂しさの感じられる素敵な一枚。
もう実を食べられてしまった種の子、手をつないでいる双子、つるんと滑っている隅の子…。そして浮き上がった子とつまんだ手、構図のバランスがとても良いですね。
一度帰ってくる安心感からか、「バイバイ」というより、「いってらっしゃい」「いってきます」という絵に感じられるのが惜しいのですが、表現によっては怖くもなりうる「食べられる」という内容を、爽やかに描いているところに好感をもちました。(成尾)


滝谷康平さん 「また会う日まで」

■コンセプト
毎日毎日皆で遊ぶのが当たり前だったのに、君は明日で転校するんだね。また会う日までバイバイー!!

■スタッフより
鮮やかな夕暮れの色に映える子どもたちのシルエットがキレイで、見た瞬間に一票を投じた作品です。テーマ、完成度ともバランスが良いと思います。
滝谷さんのコメントから、このイラストの子どもたちの“バイバイ”が、いつもとは異なることがわかって少し切なくなりました。毎日みんなで遊ぶのが当たり前だったのに、友達は明日で転校。「また会える日までバイバイ」なんですね。思わず、大きくなった時に絶対会えますようにと願ってしまいました。イラストの中に存在するストーリーにキュンとさせられる作品でした。(杉本)


大瀧円さん 「move」

■コンセプト
全宇宙、どこの星でも春は新生活をはじめるのにもってこいな季節。別れは寂しいけれど、みんなで盛大にお見送りをしてあげよう。

■スタッフより
奇妙ないでたちで手を振る人々、その視線の先には…。
SFな世界観が面白い作品です。希望に満ちて旅立つこの人(?)はどこの星へ行くのでしょうか…。と、様々な想像がふくらみます。
左部のビルの存在感が少し気になります。ビルは描かない、もしくは色を暗くしたほうが光の中の人に自然と目がいったかなと思います。(篠崎)


あづち ひろふみさん 「旅立ち」

■コンセプト
みんなとの別れ、自立、旅立ち。笑顔でバイバイと言いたい。きっとバナナもそんな旅立ちをしているんだ。

■スタッフより
「バイバイ」にはこんな別れもあるのか、、と切なさを感じ得ずには居れません。
バナナたちのつぶらな瞳とは裏腹にリアルテイストな着色とのギャップが哀愁を引き立てます。
しかも切り離された側のバナナの皮が既にめくれていること自体、もう後に引けない状況を示しており、その笑顔に哀しさを隠し通す意思を感じます。
明日からバナナを切り離すことに躊躇するに違いありません。(永田)


よねこめさん 「今日バイバイ。また明日」

■コンセプト
今日は定時であがらせていただくよ。また明日。

■スタッフより
海へ沈んでいく太陽を主人公に、今日という一日への「バイバイ」を描いてくださった、よねこめさんの作品。 太陽を働く紳士風に演出したところに一捻りあって、とても楽しいイラストに仕上がっています。
帽子や鞄、ネクタイが可愛らしいですね。ちょっとした郷愁も感じます。
一目でお見送りのシーンだとわかり、自然と「おつかれさま」という言葉がこぼれるような、あたたかい光景。「バイバイ」は出発や別れだけでなく、一日の終わりや、これから帰る人にもむけられる、優しい言葉なんですね。そんな発見をさせてくれた、素敵な作品でした。(成尾)




入選

画像をクリックすると拡大表示します。

むぎちゃさん 「さよならだけどさよならじゃない」


■コンセプト
3月4月春は別れの季節。卒業で学校生活はバイバイだけど友達の絆はバイバイじゃないよ!

■スタッフより
この時期、思い出すのは学生時代のこの一コマ。
なかよしグループが離れ離れになるのは本当にさびしいものです。
そしてまた新しい生活が始まることへの期待と不安が心をざわざわと波立たせます。
春の訪れはその複雑な思いを何とか前に向けさせてくれる季節なのかもしれません。
このイラストはそんな様々な思いが詰まっている、大切な一枚だと感じました。(永田)


エリさん 「いつか、また」


■コンセプト
だから、泣かないよ。笑顔でさよならしよう。

■スタッフより
満面の笑みと目一杯伸ばした手のひらから、静止画なのに動いているかのような元気の良さが伝わってきます!
暖かみのある色合いとタッチは、これから訪れる春を想起させてくれますね。
個人的には、カバンを掴む右手の角度が子どもらしさを演出しているのかな?と感じました。(森)


えこ。さん 「good bye earth!!」


■コンセプト
にゃむ宇宙人は地球の探索からの帰宅中です。「オイシイタベモノイッパイ」「ソレチョウダイ」「タノシカッタ」「カエリタクナイナァ」『バイバイチキュウマタクルネ!!』

■スタッフより
“goodbyeearth!!”地球と別れを告げているのは探索からの帰宅中のにゃむ宇宙人。地球でみつけた美味しいお菓子を買い込んだのに、我慢できずにもう食べちゃってます♪
パンダらしきぬいぐるみは上野で買ったのかなぁ?楽しい道中がイラストから見てとれます。
旅は思い入れが深いほど、バイバイするとき寂しくなっちゃうものです。だから、泣いている子の気持ちがとってもわかります。こんなに地球に対して友好的なにゃむ宇宙人がいる、にゃむ宇宙星に私も行ってみたいなぁと思ってしまいました!(杉本)


みきぼーさん 「またあそぼうね!」


■コンセプト
色のあっち側とこっち側に離れても「また」遊びに行くね!それまでバイバイ!!

■スタッフより
とてもシンプルな線と色合い、かわいらしい絵柄が目を引きました。
文庫本の表紙になっていたら思わず買ってしまいそう。個人的には一番好きです。
コンセプトにあった色のあちら側とこちら側はぱっと見ただけでは少しわかりにくかったかもしれません。もっと思い切った色の差をつけるとよりコンセプトが伝わったかなと思います。(篠崎)


黒谷えむさん 「バイバイそしてアリガトウ」


■コンセプト
6年間の感謝をこめて。

■スタッフより
中学校に入ったらランドセルとはお別れ。でも、6年間お世話になったから捨てるには忍びなくて暫く保存しておく…。
私もそんな経験をした一人です。(まだ実家にあるのかも…?)
もう背負うことは無いと思うけど、経験や思い出はずっと胸に刻んでおく。
正にタイトルの通り「バイバイそしてアリガトウ」を表現した作品だな、と感じました。(森)


min+さん 「好きなこと」


■コンセプト
今日はみんなでお絵かきです。テーマはいつもお家でしてる好きなこと。バイバイまたねと手を振ってさよならしてもお家で待ってる好きなこと。

■スタッフより
みんなでお絵かきしてバイバイするかわいらしいmin+さんの作品です。>
人物がデフォルメされていてとてもかわいらくて、なにより背景になっている子ども絵のような絵がとてもよいです。>
惜しい点は、イラストの中の子どもと、子どもが描いたイラストの関連性が見えないところです。たとえばですが、ろう石で地面に描いた絵があって、日が暮れてきたから帰りましょう的な場面にすれば、とても素晴らしくなったのでは、、、と思います。(中尾)


smocさん 「またあした」


■コンセプト
子どもにとって一番身近な「おもちゃ」という友だち。そんな友達とのつかの間の別れを描きました。

■スタッフより
たくさん遊んだおもちゃたちに、おやすみの「バイバイ」。
ポスターの車がいい味出してますね。ハンカチを振ってお見送り風にすることで、イラストのテーマを「おやすみ」ではなくて、きっちりと「バイバイ」に寄せています。箱の中のおもちゃたちの表情も魅力的です。
隠れているおもちゃがいるのを見ると、男の子は一度戻ってきたところなのでしょうか。ここは子供部屋のようなので、寝るのは別の部屋で、ママと一緒なのかな? じっくり見れば見るほど、ストーリーが考えられるイラストです。(成尾)





最終選考

画像をクリックすると拡大表示します。


MIWA★さん
「ByeBye」


くろすけさん
「夕暮れ」



maikoさん
「The journey begins in your heart.」


ひろこっこさん
「グッバイ・月うさぎ!」



アヤブーさん
「君が涙に溺れないように私は花を渡す」


かわつ ゆうきさん
「バイバイ。またあした。」



くうづき ひなさん
「バイバイ」


karintouさん
「また会おうね!」



さぎりさん
「冬から春へ」


takusukeさん
「5時のチャイムが鳴る頃に」



総評

テーマ「バイバイ」で募集した第50回目の「CREPOS SELECTION」は、43点のご応募をいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

ご報告が遅くなってしまい極めて申し訳ないのですが、「CREPOS SELECITON」は今回でいったんお休みとなります。ふりかえれば50回も開催させていただきまして、こんなに長く続いたのは言うまでもなくみなさまからたくさんご応募いただいたからです。感謝の言葉以外見つかりません。


いったんお休みになりますので最後っぽいことを書かせていただきますと、ぼくがCREPOSをまかされたのがちょうど5年前になります。
そのとき、単に優劣をつけるだけではなく、腕試しとしてチャレンジしていただけるようなコンテストを目指してはじめたのが、この「CREPOS SELECTION」でした。その分とても思い入れがありまして、できるだけ長く続けていきたいなあと思っていたのでした。

最初のころは応募数が20作品くらいのときもあったりして、このまま行ったら10回を待たずに終了かなあと思っていたところ、1年経ったころにようやく100作品を超えるようになって、そのあとすぐに、どの作品を最優秀賞とさせていただいてもおかしくないような、とても素敵なコンテストになり、結果として50回も続けることができました。


何より、継続的にご応募していただいた方が何人もいてくださり、応募のたびに明らかに作品が洗練されていくのを目の当たりにしたときに、このコンテストを継続して開催した意味があったなあと心から思います。
ぼくとしては、誰かにきっかけを与えるようなことができたらなあと思っていました。ですので、もし、この「CREPOS SELECTION」がみなさまにとっての何かしらのきっかけになっていたとしたなら、これほどうれしいことはありません。


ぼくは「CREPOS」からは離れますが、引き続き「PictBox」でコンテストを開催していきますのでよろしくお願いします!
最後に、「CREPOS SELECTION」に参加したり、見守っていただいたイラストレーターやデザイナーのみなさま、コメントを書いたりしていただいたスタッフのみなさま、これまでご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!そんなわけで、バイバイ。(中尾)



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